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夜中町について

夜中町地区
イラスト:塚原重義氏

A 諏方台地区(すわだいちく)
諏方神社のあるエリア。高台にあるため、景観は素晴らしい。各地の神社と繋がっているため、遠方への移動が楽。(人間界でいうと空港のそばに住んでいるようなもの)
邪念が強いと住みにくいため、素行の悪いアヤカシが少なく、治安は良い。妖力や地位の高いアヤカシが多い。
この土地は巨大な法螺貝が眠っており、時折龍となり天に昇っていくため、よく陥没する。

B 不死身地区(ふじみちく)
流行りの六阿弥陀詣での道があり(人間界では江戸以降流行っていないようだ)、都内各地のアヤカシが頻繁に通るため、旅籠や芝居小屋や茶屋等が集まる歓楽地区。不死身坂に上から下までずらりと並ぶは茶屋は圧巻。人気役者に茶屋の娘と、美形妖怪も揃う。
ゆえに諏訪台地区と隣接しているにも関わらず、素行の悪いアヤカシの多い地区で、「不死身は良いが人でなし。阿弥陀も見捨てる六でなし」とよく謳われる。
諏訪台で育ったアヤカシは「不死身坂をくだってはいけない」と教えられるという。

C 日暮地区(ひぐらしちく)
夕闇だんだんと呼ばれる大階段と諏訪台地区の間にある鬱蒼とした“日暮の森“に覆われた地区。木そのものを棲家とするアヤカシも多く、木の上からは花火や夜中霊園の五重塔がよく見える。空飛ぶラクダを目撃することがある。
もちろん木の下にもたくさんの物件があり、比較的妖力が低くても住みやすい地区で、妖力を貯めている若いアヤカシや修行中の役者や絵師等が多く住んでいる。

D 夕闇地区(ゆうやみちく)
夕闇だんだんと呼ばれる大階段を含む、だんだん右に位置する地区。地区というよりも、質屋ヲヂサンと長命源の光る看板が目立つ巨大な建物が全容である。建物は増築に増築を重ねたような奇妙な造りで、11階建てとも13階建てともいわれている。建物の中に店や住居が連なり、住民でも迷うことがある。最上階にある展望室は夜中町を一望できるがたどり着くまでが大変。

E 夜中銀座地区(よなかぎんざちく)
夜中町のメインストリートともいえる賑やかな繁華街地区。商店街を立ち上げたのが化け猫だったこともあり、巨大な化け猫のオブジェがそこかしこにあるため、ネズミ系や鳥系の妖怪はあまり立ち寄らない。治安はよく、良質な店が多いため、買い物に便利。諏方台地区ほどではないが、妖力高めでないと住めない地区。

F 妖店地区(ようみせちく)
目の前に大きな川が流れる商業地区。小舟でないと行けない店もある。シンボルである延命地蔵尊への参拝は欠かさず、また長命源を愛飲しているアヤカシも多いため、おしなべて長寿。こだわりのつまみを出す酒処も多く、酒好きの聖地。住居のみの物件はなく、店をもつ者のみ籍を置くことが可能。
哀染川は普段濃い青をしているが、時折真っ赤に染まる。

 

『妖界』とは、アヤカシたちの住む、あっち側の世界。
“夜中町”はその妖界の中にあるひとつの町です。谷中界隈のウラの世界ではありますが、人間界でいう区や県などの厳密な線引きはありません。
人間界ではすでになくなってしまったものや忘れ去られてしまったものも多く存在します。

イラストや地区の説明はあくまでも現状であり、妖界は常に姿かたちを変え、また人々の想像力によって変化していくため、イベントにおいて大々的にこの情報を必要とするようなことはありません。楽しみを誰かと共有するひとつのツールとしてお使いいただければと思います!

実際のこの界隈の歴史や言い伝えがこめられていますので、こちらの記事も合わせてお読みいただくと、より楽しめると思います。
妖店的観光案内


youmisesyunpo • 2017年3月18日


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